十二支の相性の法則

十二支には、仲のよいもの同士と仲の悪いもの同士がありますが、その中で、仲の良いもの同士が、三合、支合の関係にあるもの同士です。

『三合』の関係にある十二支同士は和合し協力しあう良好な関係ですが、三支がそろうことで、さらに強い特別なパワーが生まれます。『支合』の関係にある二支は、互いの力を生かし合う和合共同の関係で、両者の協力で物事が順調に進展します。

仲の悪いもの同士の組み合わせは、刑、冲、破、害の4種類が在りますが、このなかでは冲が一番重く作用します。『冲』は自分の反対側(専門的には対冲)に位置するもの同士。正面で向かい合う天敵同士のような関係。互いの悪いところが気に障って常に争い、戦って傷つけ合う不毛な関係です。『刑』は、三合と方合(同季に配当される三支)の理から発生する関係で、無礼の刑、恃勢の刑、無恩の刑、自刑の四種類あります。冲よりずっとマシですが、互いに惑わされイライラさせられる間柄です。『害』は、自分と支合の関係にある支と冲の関係の十二支。仲良しの敵は自分の害になるのでしょうか。『破』は、いわゆる四惑・十悪の間柄。惑わされ、振り回されて気分が悪くなる相手です。

※ボタン上でマウスをポイントすると、相性の組合せを図示します。