聖徳会

第9回 運命学のあらまし

東洋運勢学の基本は、「天地自然の理法に順応するものは栄え、逆らうものは滅びる」という考え方です。幸福な人生は、天地自然の理法にかなった生き方からというわけです。

また、人には与えられた条件・・・宿命の範囲内で、自らの選択によって自由に運命を選びとっていくことができる。そして、自ら選択した運命の結果、軌跡がその人の人生であると考えています。幸福な人生をおくるコツは、そうなるような運命を選ぶということなのです。

旅行に例えれば、期間と予算は決まっていても、コースやスケジュール、宿もメンバーもメニューも自由に選べ、後戻りは不可・・・といったところでしょうか。楽しく有意義な旅行にするためには、アクシデントやトラブルはできる限り避けたいもの。そのためには地図や時刻表をみながらシッカリと下調べをして、より多くの情報を集めて、無駄の無い計画的な行動をすることが大切ですよね。

正しい運勢学、運命学の知識は楽しい人生を旅するための優秀なガイドです。そして、九星気学は暦・・・時間の流れと連動して刻々と動く九つの星、気の配置によって、それぞれの生まれ星の人達が、その時々にどうすれば天地自然の理法にかなう行動となるのか、選ぶべき5W1H(英語の授業で習いましたよね)を教えてくれるのです。

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