天地自然の理

東洋の運命学は、この世には『天地自然の理(てんちしぜんのことわり)』とよばれる、宇宙全体を律する原理・法則があるという考えを基本にしています。そして、天と地の間に生きている私たち人間の行動や運命も、大自然を支配する原理・法則に支配されていると考えることを前提にして、その論理が組み立てられています。

『天地自然の理』は、『陰陽の論理と法則』と『五行の論理と法則』という二つの大きな論理と法則を土台にして成り立っています。この『陰陽』と『五行』という二種類の分類方法こそが、東洋運命学の理論のキーワードといえるのです。もちろん、十二支によって運勢の傾向を調べる時も、十二支同士の相性や人間関係の傾向を調べるときにも、この法則が生きてきます。